導入事例

GARAGE(ガレージ)鍼灸・マッサージ・トレーニングの総合コンディショニング施設 導入事例

GARAGE(ガレージ)鍼灸・マッサージ・トレーニングの総合コンディショニング施設 導入事例 イメージ

GARAGE

GARAGE株式会社(東京都江戸川区)
代表取締役 長尾 樹様
https://garage-sptandcdt.site

今回のインタビューは、東京都江戸川区を拠点に鍼灸・マッサージ・トレーニング等の総合コンディショニング施設「GARAGE(ガレージ)」を運営するGARAGE株式会社 代表取締役 長尾 樹様にご協力いただきました。当施設を運営するに至った経緯や、予約管理システム部 山田太郎の導入効果についてお伺いしました。

総合的なコンディショニング施設を開設したきっかけを教えてください

この地域で整形外科医として開業していた藤井さんとの出会いが最初のきっかけでした。
藤井さんは整形外科医として股関節の手術など重症者を対象として第一線で活躍されている方ですが、実際にクリニックを開業して外来の診察をしていると、整形外科領域外の肩こりや腰痛といった軽度の患者が多く、手術を必要とするような重度の患者がとても少ない事に衝撃を受けたそうです。
そして、軽度の患者に対しては整形外科医として施す治療は限られているので、接骨院などの各種治療院を紹介してあげたいのですが、医療と治療院が連携をする枠組みがなかったので困っていたところでした。

一方、私は広尾(東京都渋谷区)で企業から出資を受け法人を立ち上げ、2014年から約10年間ほど役員をやりながらプレイングマネジャーとして治療院で施術をしていました。
私は一般の方だけではなく、アスリートの方も対象としてコンディショニングとスポーツトリートメントを専門としていますが、悩みを抱えた患者を多く見ていく中で、医療との連携が必要だと強く考えるようになりました。

私と藤井さんの出会いは、私がトレイルランニングの救護スタッフとして参加した際に、そこの医療チームに藤井さんが所属されていたのがきっかけです。そこから数年間、共通の課題であった医療連携に関する意見交換などをしていく中で、一緒に医療機関と連携した総合的なコンディショニング施設を開設するに至りました。

店内のトレーニングマシンで基本的な筋トレが可能。
店内のトレーニングマシンで基本的な筋トレが可能。

導入の経緯をお聞かせください

鍼灸をやっている知り合いから「こんなのあるよ」と紹介してもらったのが予約管理システム部 山田太郎でした。他の予約システムも検討していたのですが、私たちのやりたい事が全てインクルージョンされていたのと、価格が安く、運用コストを抑えることができる点が最大の要因でした。

どのように運用されていますか?

当施設での施術はマンツーマンのパーソナルが基本となるので自動割り当て予約機能を利用しています。私自身こちらでの勤務は週3日程度なので、出勤日時だけをシステムに登録することで予約受付が可能となるので重宝しています。今後もインターンでスタッフを増員する予定ですが、その場合も同じように運用する予定です。

決済に関しては全て施術後の現地決済としているので、これについては他社の決済システムを利用しています。予約管理システム部 山田太郎では予約管理と会員管理をメインとして運用しています。

鍼灸・マッサージ・トレーニングを融合させた総合的なコンディショニング施設
鍼灸・マッサージ・トレーニングを融合させた総合的なコンディショニング施設

今後の目標についてお聞かせください

当施設を開設したきっかけにもなりますが、我々のような治療院と病院とが繋がるモデル(医療連携モデル)が浸透し、広く認知されていければと思っています。

よくあるのは軽度の肩こりや腰痛の方で、病院で診察してもらった結果、湿布と痛み止めだけ処方されて放り出されるケースがあります。このような場合でも、医師が処方箋を出すような形で、患者それぞれの容態に合った治療院を紹介するような仕組みができれば、病院・患者・治療院にとって様々なメリットがあります。

ただ、医師法の影響もあり、スムーズに医療連携できないのが実情です。私たちには法律を変える力はありませんが、この小さな取り組みが広く認知されていくことで明るい未来は見えてくると思っています。
この活動が店舗の拡充へと繋がるかは分かりませんが、医療連携モデルに対するソリューションの1つとして、私たちの事業活動がモデルケースとなれるよう、今後も取り組んでいきます。

※本記事の内容は(取材日:2025年7月24日)時点のものです。